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リベンジ!
第7章 お誕生会
「冗談だよ。俺が、新菜に構いたかったんだ。新菜、人気あったから盗られたくなくてさ。」


隆盛は、コップの氷を長い指でクルリと回し、上目遣いであたしを見た。


「えっ?人気なんか無いよ?誰にも告られて無いし…。」


隆盛が変な事言うから、あたふたと慌ててコップの水を一気飲みした。


「人気あったよ。小学生の頃から薄幸の美少女が居るってな。不幸そうで、儚げで遠巻きに見てる奴等が結構居たんだぜ?」


そっち?

貶してんじゃないわよ!

薄幸のって…あたし、ただの可哀想な子じゃないの⁈



「全然、嬉しくない人気だね。」



「ははっ!俺は、イヤらしい目でその頃から新菜を見てたぜ。それはもう、イヤらしい目でな!」



何故二回も言う!

隆盛は、そんな前からブレずに変態してたのか…



「さっ、食えよ!何でも奢ってやるぜ。」



食べるわよ!ヤケぐいしたるわい‼︎


…でも、ありがとう隆盛。
誕生日に一人にしないでくれて…。







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