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第8章 真実の行方

「に、新菜、ヤメろ！は、話があるんだ。うっ…。」

あたしは隆盛を見つめたまま、咥えて離さなかった。

身悶えする隆盛を、もっと見たくて止められなくなってた。

長い睫毛を震わせ、眉根を寄せ、綺麗な顎が上がり、喉元がゴクリと上下する。

隠微なオスの芳香が漂う。

嗅ぎつけたあたしは益々惹き寄せられ酔わされた。

「ン、アッ、新菜…⁉︎ 」


あたしは、隆盛のモノを強く扱きながら、口をすぼめ吸い付くと舌を絡めながら唇で味わう。


チュパ…チュパ…チュブ、クチュ…ん、ん〜…


頭を上下に左右にと振りながら、隆盛のモノに吸い付き愛し続けると、口の中いっぱいに硬く大きくソレが主張しだした。




隆盛…

好きよ、今でも大好き。

貴方は、あたしの大切な人だった。

今更こんなに夢中になったのは、隆盛だったからかな？

最後くらい、隆盛を気持ち良くしてあげたい…尽くしたいの…。

おかしいよね？

本当に、今更だよね。

会えて、嬉しかったのに…。

一度、この手で掴めた物が霧散するような虚しさに、心が潰れてしまいそう。

目に涙がジワジワと溢れてきた。