この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第23章 幸か不幸か
そして結局、水曜日は部署の飲み会になった。


金曜日だけは、何とか外してもらったけど。


昼休みに、休憩室でコーヒーを飲んでいたら、何故か社内の余り知らない人まで


「おめでとうございまぁすぅ」 


と言われたり、ため息を吐かれたりした。


何で社内に、広まってんのよ!


挙げ句、旧元木…
現須永柚有葉まで現れた!


「渡辺さ~ん!聞きましたよ~おめでとうございますぅ!」


パァン!と、小さなクラッカーまで鳴らす。


「何これ…何で知ってんの?」


「これは~こないだ飲み会に使った余りです!何でって、社内中の噂ですよぉ~!」


「何で平社員ごときの話が、社内の噂になるのよ!」


条件反射か、警戒してしまう。


「言ったじゃないですかぁ~!渡辺さん案外人気者なんですよ!」


案外って、何よ!


「それと前回のプロジェクトで注目されましたからね…カッコ良くていいですよね…」


あら、ちょっとしおらしい。
でも


「お相手誰なんですか?社内の人ですかぁ~?」

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ