この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第10章 信頼と疑惑
会食の日。

場所は余り敷居の高くない、日本料理屋になった。
部屋も取れるし、無難であろう。


最初は、各社ごと固まって座るが、後でお酌に回るから席は、あってないようなものだ。 


嘉之の近くに座れたらいいなぁ~と思いつつ、結局かなり離れてしまった。


チラリと見やると、口角を少しあげて笑い返してくれた。


きゃっ!好き!


「ここいいかな?」


声が降ってきたので見上げると、梶さんだった。


「お疲れ様です!どうぞ!どうぞ!」


「歓迎されてて、嬉しいですね」


梶さんは上品な物腰で、笑い掛ける。


久々にダンディーな人に、会ったな~。


会食が始まり乾杯から少し経つと、挨拶がてらのお酌に回る。


「渡辺さん、本当に頑張ってるね!最後まで宜しく頼むな!」
「お疲れ様~!自分も飲みなさい!」


アチコチから労って貰って、嬉しくなった。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ