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幼馴染
第3章 高校1年・夏休み
な「だったら私も達也君のこと、
達也って呼んで、いいよね?」

何だか一気に距離が縮まった二人。

とは言っても元々かなり波長が
合っていたのでいつ気持ちが
近づいても可笑しくはなかった。

そして、このお互いの名前を
呼び合う行為で、今まで
ぎこちなかった気持ちに
整理がついた。

達「なぁ~、ななみ。
今までに付き合った事って、・・・ある?」

な「ないよ。男友達は多いけど、
付き合いたいとまで思った男子は
いなかった」

ホッとしたような顔をする達也。

な「達也は? モテるから当然、
あるよね!?」

達「いや、ない」

な「ウソでしょ!?」

な「最近、女子の間でかなり人気よ。
それに学園祭の時、・・・。」
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