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幼馴染
第12章 2年三学期
な「もし、高校で
再会していなかったら・・・。」

結「していなかったら?」

頷いて結城を見つめる、
ななみ。

結「え!俺?」

大きく頷く。

結「その事、」

な「知ってます」

結「何も言ってないよ俺」

な「分かります。
先輩の心は読めますから」

結「う~ん」

腕組みして考えている。

結「君はどうしたいの?」

いきなり結城に抱き付いて
耳に口を当てて小声でささやく。

な「私のセカンドヴァージンを
貰って欲しいのです」

ななみの息遣いが耳に当たって
ゾクゾクして半身が痺れる結城。

な「それって彼氏は承知なの?」

結城を見つめながら頷く、ななみ。
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