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異世界のイケメンに脱童貞させてくれとお願いされている
第4章 初めての愛撫
 

「どこが入れるところとか、感じるところとか、わかる?」

 どこまで説明したらいいのだろう。出来ることならあまり言わないで済ませたい。

「何となくは、聞いておりますが……」

 ユーグの武骨な指が恐る恐るのびてくる。溝を縦につうっとなぞられる。すでに熟れきったわたしはびくびくと肩をのけぞせた。

「はぁっ」

「い、痛いですか?」

 怯えたようなユーグの顔。

「大丈夫、気持ち良かっただけ」

 気持ち良いとか言っちゃったよ。恥ずかしい。でもちゃんと伝えないと、ユーグにはわからないだろうし。何だか羞恥プレイを強要されているみたいだ。

 ユーグは自信を取り戻したのか、今度は両手をのばしてきた。親指と親指でわたしの襞を広げ、中をしっかり観察し始める。

 胸とは違って、恥ずかしいからあまり見ないで欲しい。でも童貞相手にそんなこと言ったら可哀想だから耐える。

 見られている、と思ったら、無意識のうちにそこがひくひくした。わたしの馬鹿。止まってくれ。しかしそう思うほど、体のわななきは止まらない。

 
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