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ねぇ、しよっ!
第5章 指
何度も何度も、マスターの指は千尋の涙を拭った。

マスターの大きな手が、千尋の髪を撫でた。

マスターは何も言わなかった。ただ、ゆっくりと躯をさすり、髪を撫で、涙を拭った。


『マスター、お水飲みたい。』

『起きれるか?』

『うん。』

ミネラルウォーターに、レモンを搾ってあたしにくれた。

『大丈夫か?』

『うん、落ち着いた。』

『落ち着いたら、腹が減っただろ?どっかに連れてってやりたいが、その顔じゃ無理だな(笑)作るから待ってろよ。』

『ほんとだ、酷い顔…だれ?』

『ふっ(笑)千尋だよ。』

『ですよねー(笑)』

『おっ!やっと笑ったな。それでいい。』



マスターと、マスター特製焼きうどんを食べた。

『世界一美味しい…』

また、涙が溢れた。

マスターに、ホッとする「何か」を感じた千尋…

『ありがとう、マスター』

『ああ、いいさ』



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