パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 変わっていく馨と焦る俺

俺の名前を呼びながらねだるように股を開き、その恥ずかしい場所を惜しげもなく晒す姿は無垢と淫乱の紙一重だ。
それがまた俺の欲情を煽るから始末に悪い。
自分では処理しきれないその感情に苛立った俺は、力任せに蕾を吸い上げた。

「あああ…っん！」

じゅるじゅると卑猥な音をさせると、馨が落ち着きなく体を捩る。
もうイキそうなのだろうか。
馨の声が切羽詰まったようなものへと変わっていく。

「やっ、航……っ！」

俺の名前を叫びながら馨の体が何度も跳ねた。

……イク時名前呼ぶとか反則だろ。

こんなに近くにいるのに、セックスまでしてるっていうのに。
考え方の違いだって言われたらそれまでだけど、俺は付き合いたいって思えるほど好きだから体を重ねてるのに。

何で馨は俺が一番じゃないんだろう……

「あ……あっ、やっ、航っ、イッたばっか……っ」

どろどろになるほど俺の唾液を蕾にかけ、舌でペロペロと舐める。
イッた後もそこを刺激されて辛いのか馨が俺の頭を押し退けようとするけれど、力で負けるはずがない。
俺はそこを舐めながら、指を一本割れ目の中へ沈めた。