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女の子にはちんちんが付いていない
第1章  私はちんちんを知らない
「あれ?小学校で習わなかったの?」


「性教育の紙芝居?みたいなのを小学生の時に見せられたけど、気持ち悪くなっちゃって保健室に行っちゃったんだよね。だから、身体の事は本当に分からないの」


「そっか。じゃあうちに帰ったらいろいろ教えてあげるね」


お母さんは優しいから本当に大好き。割と何でも教えてくれるし。
そして、家に到着。


「落ち着いて聞いてね。まず、男の子と女の子の違いだけどね、男の子にはおちんちんっていうモノがついているのよ。おちんちんは、おしっこが出る穴も付いているの。で、その穴から赤ちゃんを作るための・・・・・・・」


お母さんは1時間くらい男の子の身体と女の子の身体について説明してくれた。
私は何も知らなかったんだなあって恥ずかしくなってきた。


何となく裸を見られるのは恥ずかしいことだと思っていたけれど、男女の身体の違いを知ったら尚更恥ずかしくなってきた。少なくとも男の人には絶対に自分の裸を見られたくないと思えた。




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