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友達だと、信じてた
第2章 一章

「誰か来てる?」

大輝1人分では多すぎる靴の量。

「あぁ。美晴が数学のことで家に来るって言ったらさ、駆と雅也と祐介が来るって。んで、あいつら今俺の部屋にいるからさ。美晴も早く上がれよ」

大輝にそう言われ、あたしはいつもみたいに大輝の部屋に入ったんだ。

あの時、家に入らなければよかったのに。


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