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秘密の香り
第13章 秘密の代償
「おやすみ…」

「おやすみなさい…」

少しすると圭吾さんの寝息が聞こえてきた

抱き合ったままの格好で
私は圭吾さんの胸に額をくっつけ
目を閉じて考えていた

私の気持ち…

圭吾さんの過去を知り
いまの想いを知った

私との未来を…
考えてくれている…?

一緒にいたいと
求めてくれている…

私も同じ気持ち…

でも…
敦に打ち明ける勇気がない…

不満はあるが
嫌いな訳ではないのだ…

私はなんてずるい女なんだろう…

なんて言えば分かってもらえるのか…

敦…

出会ってから今までのことを振り返り
長い時間を一緒に過ごしたんだと
改めて感じた…

私は圭吾さんのどこが好き…?

大人で落ち着いているところ…?

優しくて包み込んでくれるような雰囲気…?

女としての歓びを感じさせてくれるから…?

それら全て…?


何度も自分に問い掛ける…




あぁ…



このにおい…?


この香り…


そう…この香りだ…

私は圭吾さんの香りが…
好きでたまらないことに気づいた…

そのことに気づくと
身体は高揚し…たまらなく興奮した…

圭吾さんの背中に置いていた手を上下に撫でる

額を胸にぎゅっと押し付けた…。















































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