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第6章 雨が降る金曜の夜

嫌がりながらも落ちないように一仁さんの首の後ろに手を回してしがみつく。
顔は恥ずかしくて見れないからうつ向いていた。

「感じる瑞波の顔見せろよ」
「……いや。あっ……んんっ」

揺れるから根本の方が軋むように広げられる。
膣口にある細かな悦神経の一粒一粒が切な気に喘ぐ。
細かな快楽の欠片が集まり、うねりのような快楽が熱を帯びていた。

「ふぁあっ!!　い、いいっ!!」

奥の圧迫と膣口の広がりに体が震えるほど気持ちよくなる。
我慢できずに背筋を反らして天を仰いだ。