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第8章 一仁の愛し方

小包人形の私に容赦なく一仁さんは腰を打ち付けてくる。
更には片方の乳房を鷲掴みにし、もう片方の乳首を乱暴なくらいに吸った。

「んぁあっ!!　それ、やめっ……」

一度に三ヶ所刺激されると意識が飛びそうなほどに感じてしまう。
何度も通過する膣穴。
痛いほどに吸われる乳首。
荒々しく揉まれる乳房。
もがきたいのにそれさえ許されぬ状況。

訳のわからないことを叫びながら一気に快楽の極みまで引きずりあげられる。

「またイクのか？」

呆れたように笑われる。
笑われても、叱られても、止められるはずもなかった。

「っく!!　イッ……ああっ!!　いいいっクッ!!　イクっ!!」

これまでで一番激しい快楽が脳の芯を貫く。
身動きがとれない私は歯を食い縛り、爪が食い込むほど手を握るくらいしか手立てがなかった。

「悔しそうな顔してイクんだな……最高に可愛いよ……」

震えが止まらない私に彼は優しく唇を重ねた。
まるでご褒美を与えるように。