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あなたの面影
第10章 告白
「心配するなよ……」

一仁さんは私を背後から抱き締めた。
彼の体温が私の身体を包む。
彼の香りが心を落ち着ける。
彼の声が脳から離れない。

なにも語らず強く抱き締めてくれていた。

「……うん」

回された彼の手を掴んで頷く。

起きてもいないことを悩むより、いまどうしたいのかを考える。

彼は私に前向きに生きる生き方を教えてくれた。

「分かった……」

ずっと無理に閉ざそうとしていた心を開くことを決意した。
そのとたん、心が軽くなる思いがした。
私の中の憑き物が落ちた。

そんな気分になった。

その心地よさに包まれ、私はいつの間にか眠りの海へとゆっくりと沈んでいった……


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