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第4章 罪悪感と猜疑心

充電中のスマートフォンがメール受信を知らせる発光をしていた。

この三年間、目覚めたら真っ先にしてきた着信確認。
もちろん聡志からの連絡を期待して確認していた。

受信は亜利沙とはじめて見るアドレスからだった。
亜理沙のメールは昨日のあの後についてのことだった。
名執さんとうまくいったかという冷やかしの内容だ。

そしてもう一通。
見慣れないアドレスを開く。