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ダークサイド・ムーン- 催眠術師の秘密倶楽部 序章 -
第8章 息子から男へ
僕は時計を見て時間を確認する。
タイムリミットは10分。
10分以内に母に暗示をかける。
僕は席を立ち母の隣に移動する。

「母さん。僕の声が聞こえる?」
「…はい…聞こえます…」
母は焦点の合わない視線のまま、ゆっくりと顔を僕の方に向ける。

「僕が誰だか判る?」
「…虎ちゃん…」
僕は母の耳元で語りかける。

「そうだよ。母さんは今、僕の催眠術にかかって深い催眠状態にいるんだよ」
「…催眠術…」

「そう。これから僕が母さんに言うことは、母さんの意識の深い場所に刻み込まれて、催眠術から醒めても母さんの行動や思考、感覚に影響を与えるよ」
「…頭の…深い…場所…」

「母さんは、僕の言う事を受け入れて、僕の言う通りに感じて行動するよ」
「…虎ちゃんの…言う通りに…行動…」

「母さんの幸せは、僕と瑠奈の成長だね」
「…はい…ママの幸せは…虎ちゃんと…瑠奈の…成長…」

「母さんは僕の成長した姿を見て、物凄く幸せな気分になるよ」
「…虎ちゃんの…成長した…姿…」

「僕の言う通りにすると、僕の成長した姿が見れるよ。母さんは、僕の成長した姿を見たいね。」
「…はい…虎ちゃんの…成長した…姿…見たい…」

「母さんの中の常識やモラルや倫理観が邪魔するけど、母さんは僕の言う通りに行動するよ」
「…常識…モラル…倫理観…」

「そう。僕の言う通りにすると、心も身体も最高の満足感に満たされるよ」
「…心も…身体も…最高の…満足感…」

母の反応を見ながら、ゆっくりと暗示をかけていく。

クスリの効き目は5分~10分。
クスリが効き始めてから5分が経過した。
そろそろ、効果が薄らいで来そうだ。

最後に、これからも簡単に催眠状態に堕ちるようアンカーを打つ。
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