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仔猫と狼
第11章 知りたくない
「飲め…。」






鳥居さんは、私に彼が飲んでいるものとは別に新しいペットボトルの水を差し出してくれた。



「げほっ…。」




私は、ペットボトルの水を受け取って飲もうとするが喉にひっかかったものが気になって咳が止まらずうまく水を飲めなかった。



「げほ…げほっげほっ…。」




「…。」






思わず咳き込んでしまった私を鳥居さんは表情の読めない顔でこちらを見つめていた。

その手に持ったペットボトルを蓋を閉めずにベッドのサイドテーブルに置いて私の眼の前に膝をついた。



「けほっ…とり…い、さん…けほ。」



「…。」




「ん!」





鳥居さんは私のもっていたペットボトルに口をつけ、そして私の唇にその唇を重ねた。





「んっく…。」




「…。」





無理やり水を喉に押し込むように流し込まれた。ぬるくなった水が喉を通る感覚は心地よくて、むせずに飲むことができた。







そっと鳥居さんの唇が離れていく。それが寂しくて気がついたら私は鳥居さんの唇に自らの唇を寄せていた。





ちゅ





可愛いリップ音と共に離れた瞬間、私はなんてことを指定しまったのかと冷静になった。








「あ…、ご…ごめんなさい。」







「…。」







その間も鳥居さんは一言も言葉を発さず、私を見つめていた。




でも、すぐに顔を歪め部屋から出て行った。





っ…、私…。





今、何を…。





それに、なんで鳥居さんは…あんな…。





鳥居さんのソレを口に含んだという事実を思い出した。顔が熱くなるのを感じ、誰に見られているわけでもないが、私は座り込んだまま思わず顔を手で覆い隠した。










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