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非モテ連合国
第2章 バイト
高らかに宣言したものの1週間経っても目立ったことはしなかった。

したことと言えばバイト帰りに洗顔クリームを買ったことだけ。

これで顔洗って彼女できりゃ苦労しない。

でも身だしなみは重要だ。

田中は着古したチェックのアウターシャツとパーカー、擦れたジーパンで今まで生き残ってきた。

つまり流行もクソもない。

1年中同じ服装である。

しかもそれは母親から買ってもらった服という救いようもなきファッション無頓着ぶり。

だがこれは仕方がないのだ。

学生時代、異性にいい目で見られようなどと思ったことがないからだ。

そのままずるずる来て今この有り様である。

バイト終わったら8年ぶりに服屋に行こうと思う田中であった。
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