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もう一度だけ。。。
第12章 逢えなくなった日
それからメールだけを続けた。
どんなに逢いたくても我慢した。
いつかきっとまた逢える日が来ると信じた。

きっと心から笑って会える日が来る。
もう抱いてくれなくても良い。
てっちゃんに逢いたい。

でも少しづつてっちゃんからのメールが少なくなった。
メールをしても滅多に返信が来ない。

寂しい。
寂しい。

何で?

返信が来ない事が寂しくて、怖くて自分からメールも出来ない。
そしててっちゃんとのメールはフェードアウトするように無くなった。

嘘つき。
きっとまたって言った癖に。
メールするって言った癖に。

苦しいよ。
寂しいよ。
逢いたいよ。

てっちゃん…。

でも本当はわかってた。
もう会わない方が良いってわかってた。

どんなに冷静になっても逢えばまた同じ。
てっちゃんに快感を刻み込まれたこの身体は元には戻せない。
逢えばまた抱かれたくなる。
抱かれたらもっともっとと欲しくなる。

その方が良いってわかってた。

酷いよ。
私をこんな気持ちにさせて、こんな身体にしてポイッて捨てた。
てっちゃんなんか大嫌い!
てっちゃんを恨んで恨んで忘れた。
無理やり心に押し込めた。

自分の中の女を消した。
私はお母さん。
子供たちを育てるのが仕事。
子供たちが巣立つその日まで…。
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