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第4章 てっちゃんに会いたくなった日

眠れぬ夜は続き、ぼんやりと過ごす日々。

ふとてっちゃんを思い出した。
小さい頃はてっちゃんのお嫁さんになるのが夢だった。
でも結局他の人と結婚し、てっちゃんは独身のまま。

ねぇ。
私がてっちゃんを卒業したのが間違えだったのかな？
もしあの時てっちゃんと結ばれてたらどうなっていたんだろう？

また遊びに来いよって言ってくれたのに行かなかったのは私。
さっさと結婚したのも私。
私がてっちゃんと縁を切った。

自分勝手だとわかっていたけど、無性にてっちゃんに会いたかった。