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もう一度だけ。。。
第4章 てっちゃんに会いたくなった日
私はどうしてもてっちゃんに会いたくなっててっちゃん家に電話した。

「もしもし。」
変わらないてっちゃんの声。

「久しぶり。みちるだよ。」

「久しぶりだなぁ。元気か?」

「元気だよ。」

「何かあったか?」

「何となくてっちゃんに会いたくなっただけ。」
「遊びに行って良いかなぁ?」

「なぁ。一応俺独身なんだけど…。」
「人妻のお前が、独り暮らしの独身男の家に遊びに来ちゃまずいんじゃないのか?」

「大丈夫だよ。旦那が良いって言ってるから。」

「心の広い旦那さんだなぁ。」
「旦那さんが良いって言ってるなら良いよ。」

久しぶりにてっちゃんの家。
久しぶり過ぎて何か緊張する。
深呼吸してからチャイムを押した。
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