この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第61章  《其の弐》 
 どうか、これよりも健やかに育って欲しい。
 母として何も我が子にしてやれぬ母は、ただ子どもたちの健やかな成長と幸いを祈るしかできない。
「また、すぐに帰って参りますよ。そうすれば、じきに逢えます」
 弥子はしゃがみ込むと、郁奈と同じ眼線の高さになった。振り分け髪を愛おしげに撫で、優しく言い聞かせる。
 弥子にというよりは、嗣道に似た郁奈は、お世辞にも器量が良いとはいえない。しかし、黒眼がちの瞳は利発げに輝いている。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ