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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第61章  《其の弐》 
 そのときも弥子は控えの間でぼんやりと座っていた。姫君のお部屋の隣の間がそのまま弥子が日中詰める部屋となる。むろん、起居する部屋は奥向きの一角に別に与えられはているが、昼間は姫君のすぐ側に控えているのが乳母たる弥子の仕事であることは言うまでもない。
 今、姫君は父君の源太夫の許に連れられていっている。最愛の妻を喪ってしばらくは悲嘆に沈む日々を過ごしていた源太夫も流石に、今は哀しみから立ち上がり、以前どおりの政に励む日々を送っていた。
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