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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第64章 十三夜の月 《壱》
 男は朝の陽に眼を細めながら、そんなことを言った。どうやら、若者の止めるのも振り切って山に入っていった美咲の身を案じてくれていたらしい。
 男は輿(よ)助(すけ)と名乗った。一つ違いの妹と老いた母がいるが、母は今は嫁いだ妹の家で妹夫婦と一緒に暮らしているという。二年前に嫁いだ妹にこの春、初子が生まれたので、子守りで忙しいらしいと笑った。
 美咲が昨夜の経緯(いきさつ)をかいつまんで男に話すと、男は少し戸惑った表情で応えた。
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