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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第12章 《巻の弐―待ち人―》
 誠吉は隣のおさよの家に引き取られたが、おさよの両親もまたそれからひと月ほど後に同じ病に罹り、儚く亡くなった。おさよはまだ五歳だった。相次いで両親を失った幼い二人は以来、肩を寄せ合うようして暮らした。
 誠吉は、おさよを養うために掏摸やかっ払いまでした。
 だが、ある日、おさよが泣いて誠吉を止めた。誠吉がいつものように他人さまの財布をかすめ取って帰ってきたときのことであった。
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