この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第12章 《巻の弐―待ち人―》
 その時、突如として、泉水の心に閃いたものがあった。
 あの人は、自分を探している人は、兄などではない。もしかしたら、惚れた男か、恋人だった男かもしれない。だからこそ、あの声を聞くと、無性に哀しくてやり切れなくなるのかもしれない。
 泉水は布団を被り、声を殺して泣いた。
 誠吉には言葉では言い尽くせない恩がある。瀕死の重傷を負った身を看病してくれた。泉水が助かったのも誠吉のお陰によるところが大きいだろう。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ