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★B & W☆
第3章 処女の争奪…
「きゃぁっ!」
「なんっ!?」
わぁぁぁ〜!
こんな時にテロが起きたぁ〜!
と、思ったら…
「陽介…ルナの処女は俺のだって言ったろ…」
今日見た中で、一番怖い顔をした惺也が手に何か持っていた。
「ゴッホ…教室で…火薬使うなよ…」
酸っぱい煙を手で払いながら、陽介が惺也を睨みつける。
「ニトロじゃなかっただけでも、有難く思え…」
惺也は床に叩き付けた火薬を見せて、不敵に笑う。
「ニ…ニトロ…」
確か爆発するんだっけ…
………怖っ!
ヤダヤダヤダヤダァ〜!
もうこの双子の存在自体が犯罪だよ〜!
恐怖の余り、一気に涙が滝の様に溢れ出してきた。
「ひぃぃぃん…おかぁさぁん…圭ちゃぁん…ひっく…ふえ〜ぇぇぇん!」
もう限界だった…
意識が遠退きそうになる中に幻聴が聞こえてくる…。
『…奈……瑠奈…』
あぁ…圭ちゃん…
大好きだったよ……
「瑠奈っ!何処に居るんだ!?瑠奈!」
私を名前を呼ぶ声が、ハッキリ聞こえてきたきた。
幻聴じゃない!
紛れもなく、圭ちゃんの声だ。
「なんっ!?」
わぁぁぁ〜!
こんな時にテロが起きたぁ〜!
と、思ったら…
「陽介…ルナの処女は俺のだって言ったろ…」
今日見た中で、一番怖い顔をした惺也が手に何か持っていた。
「ゴッホ…教室で…火薬使うなよ…」
酸っぱい煙を手で払いながら、陽介が惺也を睨みつける。
「ニトロじゃなかっただけでも、有難く思え…」
惺也は床に叩き付けた火薬を見せて、不敵に笑う。
「ニ…ニトロ…」
確か爆発するんだっけ…
………怖っ!
ヤダヤダヤダヤダァ〜!
もうこの双子の存在自体が犯罪だよ〜!
恐怖の余り、一気に涙が滝の様に溢れ出してきた。
「ひぃぃぃん…おかぁさぁん…圭ちゃぁん…ひっく…ふえ〜ぇぇぇん!」
もう限界だった…
意識が遠退きそうになる中に幻聴が聞こえてくる…。
『…奈……瑠奈…』
あぁ…圭ちゃん…
大好きだったよ……
「瑠奈っ!何処に居るんだ!?瑠奈!」
私を名前を呼ぶ声が、ハッキリ聞こえてきたきた。
幻聴じゃない!
紛れもなく、圭ちゃんの声だ。