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乙女☆大作戦
第5章 作
あ~・・・これって何の罰だろう。
俺は言いよどむ井上の顔を見ながら
そんなことを考えていた。
確かに高校、大学時代って女と遊んだ時期もあったけど。
ここ5年ほど、一切遊んでない。
あの時、モノのように遊んだ女たちからの罰だろうか。
「そっか」
上の空でそんな言葉を井上に返し
「俺、ビール飲んでも良いかな?
夕飯まだだし、8時まで仕事してたんだ」
疲れた声でそんな風に言えば
「あ。ごめん。そう言えばスーツだね」
なんて俺に興味がないんだろう。
土曜日にスーツで帰ってきた俺の状況なんか気にもしない。
冷蔵庫から2本のビールを出して
1本を井上に渡す。
コンビニ弁当を袋から出して
食べ始めた。
「続きをどうぞ」
これは、俺が井上をきっぱりあきらめるための儀式なんだ。
そう自分に言い聞かせて
とにかく味がしないコンビニ弁当を口の中に入れ続けた。
これ、先週食べた時には美味かったのに・・・・
「あのね」
ビールを一口飲んで、その後缶を握り締めて
こっちに身を乗り出してくる。
そんなに近づかなくたって
この部屋には2人しかいないんだから
誰も聞いちゃいねーよ。
俺は言いよどむ井上の顔を見ながら
そんなことを考えていた。
確かに高校、大学時代って女と遊んだ時期もあったけど。
ここ5年ほど、一切遊んでない。
あの時、モノのように遊んだ女たちからの罰だろうか。
「そっか」
上の空でそんな言葉を井上に返し
「俺、ビール飲んでも良いかな?
夕飯まだだし、8時まで仕事してたんだ」
疲れた声でそんな風に言えば
「あ。ごめん。そう言えばスーツだね」
なんて俺に興味がないんだろう。
土曜日にスーツで帰ってきた俺の状況なんか気にもしない。
冷蔵庫から2本のビールを出して
1本を井上に渡す。
コンビニ弁当を袋から出して
食べ始めた。
「続きをどうぞ」
これは、俺が井上をきっぱりあきらめるための儀式なんだ。
そう自分に言い聞かせて
とにかく味がしないコンビニ弁当を口の中に入れ続けた。
これ、先週食べた時には美味かったのに・・・・
「あのね」
ビールを一口飲んで、その後缶を握り締めて
こっちに身を乗り出してくる。
そんなに近づかなくたって
この部屋には2人しかいないんだから
誰も聞いちゃいねーよ。