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乙女☆大作戦
第5章 作
「何も感じなかったの」
「はぁ?」
俺はかぼちゃの煮つけをポロリと箸から落とした。
「キスをしたの。橋本さんと」
「うん」
「何も感じなかったの」
「・・・・」
「気持ちいいとか、もっとしたいとか・・・・」
「・・・・・」
「何も感じなかったの」
はっっ!
「ばかばかしい」
俺はもう一度かぼちゃをつまむと口の中にほおりこんだ。
「お前ね?キスって魔法だと思ってるんじゃないだろうな?」
「・・・・」
「好きでもない相手とキスしたら、恋が芽生えるとか
バカなこと考えてないよな?
お前、25歳だよな?ただの5歳じゃないよな?」
「・・・・」
「今時、5歳の俺の姪っ子でもキスは好きな人とするもんだって知ってるわ!」
「・・・・」
ばかばかしい・・・・
「橋本さんを好きな訳?違うんだろ?
橋本さんは『条件』が合うだけだろ?
お前が勝手に決めた『結婚相手の好条件』にな!」
「そんな冷たく言わなくたっていいじゃない」
「だって、その通りだろ?」
「キスでドキドキしたいなら好きになるしかないな。
それともドキドキは諦めるか?」
小馬鹿にした言い方でビールを飲み干した。
「はぁ?」
俺はかぼちゃの煮つけをポロリと箸から落とした。
「キスをしたの。橋本さんと」
「うん」
「何も感じなかったの」
「・・・・」
「気持ちいいとか、もっとしたいとか・・・・」
「・・・・・」
「何も感じなかったの」
はっっ!
「ばかばかしい」
俺はもう一度かぼちゃをつまむと口の中にほおりこんだ。
「お前ね?キスって魔法だと思ってるんじゃないだろうな?」
「・・・・」
「好きでもない相手とキスしたら、恋が芽生えるとか
バカなこと考えてないよな?
お前、25歳だよな?ただの5歳じゃないよな?」
「・・・・」
「今時、5歳の俺の姪っ子でもキスは好きな人とするもんだって知ってるわ!」
「・・・・」
ばかばかしい・・・・
「橋本さんを好きな訳?違うんだろ?
橋本さんは『条件』が合うだけだろ?
お前が勝手に決めた『結婚相手の好条件』にな!」
「そんな冷たく言わなくたっていいじゃない」
「だって、その通りだろ?」
「キスでドキドキしたいなら好きになるしかないな。
それともドキドキは諦めるか?」
小馬鹿にした言い方でビールを飲み干した。