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乙女☆大作戦
第6章 戦
「橋本さんに、なんて言おうか」
すっかり落ち着いて、終電もなくなった夜中に
ベッドの中で山崎が私にポツリといった。
「え?」
「お前、キスしたんだろ?これから何かあるって思ってたら・・・
橋本さんになんて言って謝るか」
「あ。それね」
「ああ。俺がちゃんと説明するから」
「え。なんて?」
「俺と井上美咲は結婚を前提に付き合いますから。土曜日のキスは間違いです。って」
「結婚を前提なんだ?」
山崎のセリフに嬉しさがこみ上げる。
「あ?もちろんそうだろうが?」
「だね」
「お前、何かニヤニヤしてるけど橋本さんどうにかしてからだぞ?」
「あ~・・・それは平気」
「なんで?」
「バツゲームか実験ですか?って聞かれた・・・」
「ぷっ」
山崎が笑い出した。
「受付嬢も大したことねーな」
「関係ある?」
むっとして山崎に背を向けると
「俺たちの、大作戦は失敗だな?美咲?」
そんな風にいつまでも笑いをこらえながら
私を後ろから抱きしめてくる。
くそ。こいつ・・・
「作戦は失敗よ。その代わり、モテて嫌な男が手に入ったわ」
「嫌な男は余計だ」
「モテるは否定しないんだ?」
「実際モテるだろうが」
「モテる男って、こーゆーところが嫌!」
山崎は私の言葉に笑い出して、
「浮気はしない。約束する。美咲。お前だけ」
そんなことを真剣な声で言いながら首筋にキスをしたので
許してやろうかな。なんて思った。
すっかり落ち着いて、終電もなくなった夜中に
ベッドの中で山崎が私にポツリといった。
「え?」
「お前、キスしたんだろ?これから何かあるって思ってたら・・・
橋本さんになんて言って謝るか」
「あ。それね」
「ああ。俺がちゃんと説明するから」
「え。なんて?」
「俺と井上美咲は結婚を前提に付き合いますから。土曜日のキスは間違いです。って」
「結婚を前提なんだ?」
山崎のセリフに嬉しさがこみ上げる。
「あ?もちろんそうだろうが?」
「だね」
「お前、何かニヤニヤしてるけど橋本さんどうにかしてからだぞ?」
「あ~・・・それは平気」
「なんで?」
「バツゲームか実験ですか?って聞かれた・・・」
「ぷっ」
山崎が笑い出した。
「受付嬢も大したことねーな」
「関係ある?」
むっとして山崎に背を向けると
「俺たちの、大作戦は失敗だな?美咲?」
そんな風にいつまでも笑いをこらえながら
私を後ろから抱きしめてくる。
くそ。こいつ・・・
「作戦は失敗よ。その代わり、モテて嫌な男が手に入ったわ」
「嫌な男は余計だ」
「モテるは否定しないんだ?」
「実際モテるだろうが」
「モテる男って、こーゆーところが嫌!」
山崎は私の言葉に笑い出して、
「浮気はしない。約束する。美咲。お前だけ」
そんなことを真剣な声で言いながら首筋にキスをしたので
許してやろうかな。なんて思った。