この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
やさしいキスをして?
第6章 さよなら?

『い、いやだぁぁ〜〜〜!!!』
『きゃーーーーー!!』
…………ん?!
きゃあ?
『あさひ、なんて夢見てんのよ!せめて寝言は可愛らしく呟いてよね!』
『はれ…?お母さん?』
じゅるるとヨダレをすすって、あたしはようやく気がついた。学校から帰ってベッドにうつ伏せて…そのまま寝てたみたいだ。なんだ、今のは夢か……って。悪かったわねー可愛らしさの欠片もない寝言でっ!
『もう、びっくりしたわよ。にしても大丈夫?大分うなされてたみたいだけど。』
お母さんが額を拭ってくれて分かった。あたし、ものすごい寝汗をかいてる。気持ち悪い…

