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第8章 キスの先？

『あさひちゃん、ほら早く座って？女の子の体はデリケートだものね。クッション使って、クッション♡』

は//！？この家に来て、こんな扱い受けたの初めてなんだけど！？

『ゆうひ、心なしか男気が増したんじゃないか？ハハハ！高校生でデビューなんて、やるなぁ〜♡』

こ、これはっっ……///バレてる！！！！！！あたし達の昨日の出来事、100%バレてる！！！なんで！！！

『ささ、邪魔者は消えましょーか、パパ。』
『そうだね、ママ。甘い朝をゆっくり過ごしたまえよ、ハハハ♡』


両親達は、言いたいことだけ言って消えてった。……いや、あり得ないでしょ////！！


『あ、あさひ…//落ち着け！とにかく飯食ったら、家送ってくから！な！とりあえず黙って食おうぜ！な！？』


握り拳で震えてるあたしの隣で、ゆうひが焦ってる。そりゃそうだ！せっかく一晩、部屋に隠れてた意味がまるでないもんね！？っってか！！なんで？！何で外出してたおばさん達にバレてんのよっ！！なんでなんで……赤飯なんか炊かれなきゃいけないのよぉぉ///！！！！