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第9章 激甘キッス

バァアァァン！！


『『───/////っ！！』』


突如、勢いよく開いた部屋の扉。飛び上がって驚いたけど//！！互いの口を手で塞ぎ合って、何とか悲鳴は飲み込めた//………まぁ、校内でコソコソ隠れていれば、たまにこんなこともある。自業自得//


『もー！あの担任、信じらんないっ！！』
『まーた説教くらったの？あいつ、マジうざいよね〜』


大きな本棚の裏側に座って、身を隠すあたし達。扉の方を盗み見ると、二人の女子生徒の姿が見えた。この社会科資料室は、滅多なことじゃ人は入って来ないのに。もぉぉびっくりしたなぁ〜…


『つーか、どれだよ、日本史の棚は。』
『本多すぎ〜！どこでもいいじゃん。どっかテキトーに置いてっちゃおーよ。』


どうやら…先生から、本の返却にパシられたみたいだな。すぐに帰りそーだし…ちょっと、ゆうひにイタズラしちゃおっかな？