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第9章 激甘キッス

チュ


（っ////！！）


鉄枠の本棚を背に座るゆうひは、本の隙間から向こうの様子を伺ってる。その向かいに座ってるあたしは、そぉーっと左耳へ口づけた。…実は、ゆうひは耳が弱いってことを、最近発見したんだよね（笑）


チュ…チュル…


（……！！…あさひ、こら//）

やめろって、ゆうひの目が訴えてる。ちゃんと息を潜めてないと、バレちゃうぞ？

（しー！声だしちゃダメ。見つかっちゃうでしょ…//チュ…チュ…）


こしょこしょ声で会話。うふふ、スリルあるぅー♪