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第9章 激甘キッス

『ゆうひ、大好きよ///』


これでも、少しは素直になったつもり。ゆうひにはやっぱり、ずっと側にいて欲しいからね//


…そろそろ休み時間も終わる。あたしは最後に一度、ゆうひにキュッと抱きついてから離れた。教室までの階段を登ってると、ゆうひののぼせた声が追ってくる。…言っとくけど、あくまでもイチャつくのは人の目がない場所だけだからね//！


『あさひ〜♡』

『だーかーらッッ！人前で迫ってくんなっての！』


ベタベタくっついて来ようとする ゆうひを押し退けながら、廊下を歩く。腕にまとわりつくんじゃないわよ、うっとうしい！