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第17章 おまけ〈あさひ②〉

『あのよーあさひ…』


マドカ達と解散後、あたしとゆうひは、公園の池を眺めて日向ぼっこをしてた。


『例の夢の話だけど…おれの一生のお願いって言ってたやつ…』

『あーあれ？もう忘れちゃったわよ。あんたが騒ぐから。』

『いや！話の中身は思い出さなくていーんだけど！その…場所はちゃんとした所だったかなって。例えば夜景の見えるレストランとか、おフランス料理のお店とか。はたまた、高級ホテルのスィートだったり…//』

『……はあ？』


よく分からないことを言ってくるゆうひは、何かすごい前のめり。その迫力に気圧されて、思わず口が喋り出す。


『場所はどっかの部屋だったんじゃない？なんかこう…一人暮らし的な？そこのキッチンだったかな。』


うーん。夢にキッチンなんか出てくる辺り、あたしが現実で腹ペコだったとゆー…そんな影響の現れだと思うけど。