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ラブ☆ファイト!!
第2章 に
次の日、朝起きると、目の前に類がいて、飛び起きた!
「…なっ、なんで!?」
あたしは、ベットの中で硬直してしまった。
類も寝起きなのか、まだパジャマの上にガウンを羽織ってる姿だった。
頭に少し寝癖がついていて、ちょっと可愛いな、と、思ってしまった。
「おはよう、玲,もう7時過ぎだ。」
それより気になるのは……あたしの部屋にいつからいた?ということだ。
「あたしの寝顔、見た?」
「見たよ、涎垂らしてて、可愛いかった。」
「うぎゃー、そんな事言うな!!」
めちゃめちゃ照れていると、類は、あたしのおでこに手を当ててきた。
「良かった、熱はないね。」
ええ、なんか、びっくりだー!!
「おまえ、心配し過ぎじゃない?」
「そう?」
「まぁ、良いけど!てか、なんで朝っぱらから、あたしの部屋にいんの?」
「昨夜遅くて、くしゃみしてたから心配して見に来たのもあるし、そもそもオレの本来の目的は玲の髪を解かしに来たんだよね!」
「いやいらん、帰れ、ていうか、はよ仕事行け!!」
「でも、オレと同じ猫っ毛だから、毎朝大変でしょ?」
「だぁあああああ、なんなんだよ、おまえ、シカトの次は、かまってちゃんか?」
「ふふ、玲は特別だよ?」
あれ?やばい、なんか会話が通じないや。
昨日までの人間とは、えらく別人だ!
自分の本性出したら、変になつかれてしまったような気がするのは、気のせいか?
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