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第15章 幸福の父子【禁断編】

チャコちゃんが綾女の手を拘束していたガムテープと口の詰め物を取ると、
「この変態ハゲオヤジ！キモいんだよッ」
涙声で俺に向かって怒鳴る。


「あら、まあ…貴女もなの？綾女ちゃん…」


あ…なんだろう、この既視感（デジャヴ）…


「自分のお父さんを変態ハゲオヤジとか言っちゃう子は…お仕置きよ？」

チャコちゃんの瞳が、冷たく光った。