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百舌鳥 2
第1章 迷える子羊
(さようなら…今までありがとう、元気でね、最後ぐらいは笑顔で別れようよ(笑))

そう言って彼女は去っていった…

季節は春だと言うのに誰が言った?

出会いの春…

嘘じゃねーかよ…

笑顔で別れ??

別れに笑顔なんてねーよ

ふざけんな…マジでクソ… マジで結婚しようと思ってたのに

けど

付き合う度にそう思っては別れてゆく

本物の女って誰だ??

俺にはいるのか?

現れるのか?

運命の赤い糸

信じがたいが

信じたい…


別れる度に春風のまだ寒い感覚が気持ちを冷たくしてゆく

それはある川沿いのベンチでの出来事だった
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