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例えば、こんな...
第6章 バレンタイン企画
何も、してない。
ナニをするとも言ってない。
ただ、耳元で聞いただけ。
なのに、この反応の良さ……
つい口角が上がる。
瞬時に体温が上がるって、何想像してんだよ?
その通り、シテ欲しい?
言えよ。
それ以上の事、シテ、熱くしてやるから。
丸い頭に口付ける。
「家まで待てる?」
「なっ何をですか?」
若干怯えた真純の目が、俺の好物。
「寒いんでしょ?」
「だっだ大丈夫です!」
だから、何想像してんの?
真っ赤な顔で首を振る。その反応が可愛くて堪んない。今すぐ、どうこうシてしまいたい。
明日真純が仕事じゃなきゃその辺のホテルに連れ込むのに……
取り敢えずは、家に連れて帰るか。
自然と浮かぶ笑み。
完全に俯いてしまった真純をキュッと引き寄せて歩くペースを上げた。
「えっ?あっ、やっ!さいと、さん?」
多分真純は半分浮いている。それこそ一歩が飛ぶような感覚で進んでるはず。俺が抱え上げてるから。
戸惑いながら、足元を見て必死に付いてくる。そして
「ふふっ」
急に笑い出した。
「うん?」
「何か、飛んでるみたいで、楽しい」
「そう?」
見上げてきた笑い顔が可愛くて歩くスピードを更に早めた。
ナニをするとも言ってない。
ただ、耳元で聞いただけ。
なのに、この反応の良さ……
つい口角が上がる。
瞬時に体温が上がるって、何想像してんだよ?
その通り、シテ欲しい?
言えよ。
それ以上の事、シテ、熱くしてやるから。
丸い頭に口付ける。
「家まで待てる?」
「なっ何をですか?」
若干怯えた真純の目が、俺の好物。
「寒いんでしょ?」
「だっだ大丈夫です!」
だから、何想像してんの?
真っ赤な顔で首を振る。その反応が可愛くて堪んない。今すぐ、どうこうシてしまいたい。
明日真純が仕事じゃなきゃその辺のホテルに連れ込むのに……
取り敢えずは、家に連れて帰るか。
自然と浮かぶ笑み。
完全に俯いてしまった真純をキュッと引き寄せて歩くペースを上げた。
「えっ?あっ、やっ!さいと、さん?」
多分真純は半分浮いている。それこそ一歩が飛ぶような感覚で進んでるはず。俺が抱え上げてるから。
戸惑いながら、足元を見て必死に付いてくる。そして
「ふふっ」
急に笑い出した。
「うん?」
「何か、飛んでるみたいで、楽しい」
「そう?」
見上げてきた笑い顔が可愛くて歩くスピードを更に早めた。