この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
例えば、こんな...
第10章 バカンス
世の中梅雨の真っ最中。
ゴールデンウィークも通常営業だったから、七月に入ってちょっと強引に休みをもらった。羽田から片道二時間半のフライト。目的地はもう真夏。
早朝に連れ出したせいか、隣の真純は静かに寝てる。毛布の下で繋いだ左手が暖かい。
真純の奥の窓から見える空は何処までも青い。遠くに見える入道雲と、眼下には紺碧の太平洋。覗き込む振りをして身体を寄せ、真純にそっと口付けた。



空港からレンタカー店に直行して、配車されたのは深紅のビュート。俺としてはちょっと馬力が足りないが
「可愛い♪」
真純が嬉しそうだから、まぁ良いか。
「空港近くにゆし豆腐の美味しいお店あるから、そこでお昼食べようか?」
「はいっ」
満面の笑みで見上げて来る、可愛い真純。
つばの広い帽子の下で、オフホワイトのレースのボレロを羽織り、淡いピンクをベースにフリル溢れたワンピースが華奢な身体に似合ってる。
今まで靴かブーツしか見たことがないせいか、細い紐が足首に絡んだサンダルが妙に色っぽい。
ほっそいウエストを引き寄せて、真純の背中を車体に押し付ける。頬を赤らめ上目遣いで見上げてくる、その顎を掬ってキスをした。
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ