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例えば、こんな...
第12章 女子高生と先生と #2
ようやく分かった男の人が苦手な理由。
斎藤先生が平気な理由。

私にとって、斎藤先生は助けてくれたヒーローだった。
でも、斎藤先生にとっては?
危険を顧みず助けたのにお礼も言われず、自身も疑われ……

決して、良い思い出じゃないよね……

そう思うと申し訳なくて胸が苦しくなってきた。
斎藤先生への謝罪の気持ちと感謝の気持ち、思い出した恐怖と守ってもらえていた安堵。色んな感情が入り交じってじわりと涙が浮かぶ。

先生はきっと私があの時の子どもだって気付いてない。
何年も前の事だし、先生にとって良い思い出じゃない。思い出したくもないに違いない。でも……せめて、お礼を言って謝りたい。

私はベッドの上、体育座りの膝を引き寄せ、顔を伏せて。溢れそうな涙を一人堪えていた。




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