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例えば、こんな...
第12章 女子高生と先生と #2
外には壮ちゃん達がいて男の人を押さえつけてるのが見えた。恐る恐るトンネルから出た途端、千佳ちゃんに泣きながら抱き付かれて謝られた。
戻って来た時、私が連れて行かれるのが見えたけど怖くて何も出来なかったんだって。そしたらお兄さんが『お父さんとお母さんを呼んで来い!』って背中を押して、私の方に走って助けに行ってくれたって……

あの後すぐに病院に連れて行かれて、病院の人にも後から来た警察の人にも色々話を聴かれて、調べられたり、確認されたり、嫌な事がいっぱいあった。だから私は記憶に蓋をしてたんだ。

思い出した過去は衝撃的で、斎藤先生のお蔭で未遂だった事に改めて安堵した。

……あ、でも私、ちゃんとお礼を言った覚えがない。それどころか、多分斎藤先生も疑われていた。
警察の人にも病院の人にも助けてくれたお兄さんに何もされなかったのか何度も聴かれた覚えがある。何ですぐ出て来られなかったのかって、何かされてないかって……
あの時は何でそんな事を聴かれるのが分からなかったけど、今思うとそう言う事なんだろう。
動けなかったのは私で、お兄さんはそれを待っててくれただけなのに……

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