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例えば、こんな...
第4章 先生と男子高生 #2
「待てません」
言って真純ちゃんの身体を反転させる。途中まで露わになった滑らかな背中。その中央にキスを一つ。
「ひぁあん」
ビクンと震える身体。甘い声を聞きながら、時折舌を這わせて何度も口付ける。服を肩まで捲り上げ、ブラのホックも外させてもらった。
「あっ!」
真純ちゃんが逃れるように横を向いて身体を丸める。その俯いた体勢を利用して、ニットと下着をまとめて頭から引っ張り抜いた。
「や、だ!」
真純ちゃんが服をギュッと抱え込む。
余裕のない自覚がある。でも止めらんない。
布団をはねのけ、真純ちゃんの肩に手を掛けた。
「真純ちゃん」
「……」
そっと肩を手前に引くと、真純ちゃんはゆっくり身体を仰向けに戻した。
「手、力抜いて下さい」
上から見下ろす俺にますます強く腕を引く。
涙目で見上げ、赤い顔を小刻みに横に振る。

それ、駄目
マジで可愛い……

「逆効果、ですよ?」
酷い事してると思う反面、もっとメチャクチャにしたいとも思う俺は、どこかオカシイ。ヤラレてる。
肩を脱がせ、目を見張る真純ちゃんに構うことなく袖を肘までずり下げた。
「たっ拓真くん?」
今にも泣きそうに震える声。ゾクゾクする。
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