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第2章 合宿

掃除が終わった　やっと　服が着れる

と思いきや
「さて　」佳奈は言った　制作に取りかかりますか

「佳奈ちゃん　わたしこのまま？」服を着れないの　わたし。

「そうね服脱ぐ手間がかからなくていいじゃない」そんなああゆみは言ったが

かまわず　アトリエにみんなぞろぞろと入っていった。あゆみは仕方なく裸のまま皆の後についていく。

あゆみは台の上に立つと腕を後ろに組んだ立ち姿を取った。

みな静かに腰を降ろし鉛筆を走らせ始めた。

全裸でイーゼルに囲まれて居る状況でも羞恥心があまりわいてこなかった

慣れつつ有るの　わたし。　もう駄目かも。



あゆみは休憩中も裸のままで居た。　恥ずかしくないわけではないが服を貸してくれないのだ

し方がないので一人一人の絵を見て回る　いろんな私が居る　みんなに描いてもらっている。

そんなあゆみの様子を見て佳奈はにっこりと微笑んだ。　「良かったね　あゆみ」

「よくないわよ　」あゆみはちょっと涙目になりながら言った

私はずっと裸のままなの？