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暁闇
第8章  好意と好きと


【翔悟さん!
夏休みに入ったら、翔悟さんちに泊まりがけで遊びに行ってもいいですか?
いろいろ相談に乗ってもらいたいんですよ~】


「……どうした、丈」


風呂からあがり、手にしたスマホのそのLINEのメッセージを目にした俺は、思わずそう呟いた。


相談事、か――――。

あおいさんには言えないことだろうか。
じゃあ異性関係とか、そんなかな。


OKの返事を送り、冷蔵庫からビールを取り出した。
テレビをつけて、チャンネルをニュースの画面に合わせながら、開けたそれを喉へと流し込む。


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