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暁闇
第8章  好意と好きと


「まあ……あいつも俺のこと好きなのかな? って考えてるときの片思いは、そりゃ楽しいのかもしんねーけど。
……余裕ぶってると、後悔するぞ?」

「え!? オレ、余裕なんか全然ないっすよ!」

「あるんだって。お前、その子と一番仲いい男は自分だから、ってまだ余裕あんだよ。
他の男と付き合い出すかも、なんて思ったら、そんなふうに待ってなんていらんねーだろ」

「……え」

「考えてもいねーの?
その子のこと、他にもいいって思ってる奴がいたらどーすんだよ。
仲がいいのは自分だからって、その立場に甘んじて余裕こいて、何かいい機会が訪れるのただ待って。
そうこうしてるうちに先に誰かに告られて、その子がOKしても……お前、ほんとに後悔しねーの?」

「……っ、そんなん」


顔を上げて言葉を詰まらせる丈に、俺はなおも言い放つ。


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