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暁闇
第20章  ほどけて


何の話かはわからないけれど、あおいさんと今から会える――――そのことは俺の気分を高揚させた。

コンビニでふたり分の食事を買ってからアパートに帰ると、あおいさんの車がもうあった。

来客用の駐車スペースを教えて、そこに停め直してもらって。


「急にごめんね」


そう言って車から降りた彼女を


「全然。嬉しかったです。
道、大丈夫でした?」

「うん。知らない場所じゃないし。
翔悟くんち、わかりやすいから」

「よかった」
 

俺は笑って、あおいさんを部屋へと促した。


鍵を開け、彼女を中に入れ。
俺も入り、ドアの鍵を内側からかけたそのときだった。


「あおいさん?」


背中に、押しつけられたのは頭?
そのまま両手で俺のコートをぎゅっと掴まれて。

やがて聞こえた、小さな泣き声――――。



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