パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第24章 　初めて口にした

目を閉じたまま少し、なかの感覚に集中する。

擦られて、たまらなく気持ちいい。
つい、奥までがんがん突きたくなってしまう。


それを押さえて。
彼女の身体が高まるのを待つ。


目を開けると、彼女が俺を見てた。
半開きの唇は、濡れたような艶を纏って。


「……っ、っあ……あ」


まだ控えめなその声を、俺がなかを突くときに合わせ規則的に発しながら。


「気持ちいい？」


見つめて、尋ねると。
唇をきゅっ、と噛んで。
ん……、と。小さく頷いた。


可愛くて。


たまらず、ぐっ、と限界まで身体を埋めた。


「ん……！」


彼女を抱き締め、ぐりぐりと恥骨を押しつけるようにする。


「っあ……！」


勃ちあがっているそこに当たるのか――――びくんと身体を震わせて。


「や……それ……っ……！」


気持ちいいのっ、と。
途端に泣きそうな顔をして、泣きそうな声を上げる。


……ぞくぞくっと。
煽られた。


彼女の腰と背中を支えながら、繋がったまま抱き起こす。


「……っああん」


可愛い声を発する彼女。
座っている俺の足に跨がるかたちで向き合わせた。
柔らかな双丘を両手で撫でながら、その唇を求める。


「んっ」


最初から、互いに舌を求め合う。
響かせた卑猥な水音。
彼女は俺の首に両手を回して、しがみつくようにしてくる。
俺も、指先でその腰から背中にかけての滑らかなラインを辿るようにしながら、彼女を抱き締めた。


「……っ、んん……は……」


くちゅくちゅと、絡め合う舌。